山形蔵王温泉には、宿泊をしなくとも、温泉に入れる施設がたくさんあります。いわゆる日帰り温泉です。
山形県には、温泉が山ほどあります。山形県は全ての市町村に温泉がある温泉大国です。
その中でも人気なのは、いわずとしれた「蔵王温泉」です。
そんな人気の蔵王温泉の日帰り入浴施設を紹介します。強烈な硫黄の温泉が有名です。
では早速、蔵王温泉の日帰り入浴施設を解説しましょう。
蔵王温泉の日帰り入浴
蔵王温泉で、日帰りで楽しめる施設は大きく分けると、以下のようになります。
- 日帰り入浴施設
- 共同浴場
- 足湯
足湯も含めて3施設です。
足湯を入浴に含めるのは、間違いなのかもしれませんが、山形蔵王温泉の泉質は強酸性の硫黄です。
足湯でも充分温泉効果が得られますので、気軽に温泉を楽しみたいという人にはおすすめです。
ではさらに細かく見てみましょう。
蔵王温泉には、日帰り入浴ができる施設が合計で8ヶ所あります。
- 新左衛門の湯
- 蔵王センタープラザのゆ~湯
- 源七露天の湯
- 大露天風呂
- 下湯
- かわらや
- 上湯
- 川原湯
樹氷通りにある、ふたつの温泉はわかりやすい場所にあるのですが、他の温泉は「湯の香通り」と「高湯通り」にあります。
湯の香通りと、高湯通りの日帰り入浴施設は、場所がわかりにくいです。
中でも「かわらや」と「川原湯」に行くには、道幅が狭く、更に駐車場も狭いです。
運転に自信の無い人は、下の広い駐車場に車を駐めて、歩いて行くことをおすすめします。特に雪のある冬は危険です。
一番人気のある日帰り入浴施設
一番人気は、大露天風呂です。かもしか大橋の手前にあります。蔵王温泉の一番奥にある日帰り温泉です。料金は大人600円です。
大駐車場がありますので、車で行くことができます。上の台南通りを登って行くとあります。
比較的、楽に行けるのは新左衛門の湯です。大人800円、子供400円、足湯100円です。
蔵王センタープラザは、新左衛門の湯のすぐ近くにあります。ローソンの道路を挟んで向かい側にあります。時計台が目印です。
大人600円、子供400円です。
中央ロープウェイの道路を挟んで向かい側にあります。綺麗な建物ですのですぐにわかります。
おすすめの日帰り入浴
蔵王温泉の高湯通りの下湯です。ここは共同浴場です。共同浴場ですので料金が大人200円と激安です。
そしてこの高湯通りには、もう少し上に上湯という共同浴場もありますので、贅沢に、はしご入浴ができます。
この写真を見てのとおりお湯の色が硫黄そのものです。ここには足湯もあります。この写真は手ができなすが、温度は少し熱いです。
駐車場は上湯のところに無料駐車場があります。
湯の香通り
湯の香通りは道路が少し狭いです。そして駐車場も狭いですので、車で行くのはおすすめしません。
車を他の場所に駐めて、歩いたほうがよいと思います。
湯の香りを上から下に流れている酢川です。川という名前になっていますが、流れているのは水ではなく、温泉です。
当然源泉そのものです。湯の花が舞っていますし、硫黄の香りが凄いです。
緑屋2号源泉足湯です。源泉ですのでご覧の通り硫黄が強いです。さすが蔵王ならではの足湯です。
駐車場
山形蔵王は冬場が本格的なシーズンですので、シーズン中の駐車場はどこも満車になります。
スキー場に近いところから満車になる傾向です。駐車場は全部で12ヶ所あります。
樹氷通りが山形蔵王のメインストリートで、この道路は比較的広いです。
しかし他の道は狭いですので、車で温泉街を巡ることはおすすめしません。
閑散期ならまだしも、シーズン中はやめておいたほうがよいです。スタックしている車をよく見かけます。特に関東ナンバーの車。
チェーンをかけたことのない人は自力でなんとかしようとせず、地元の人に手伝ってもらいましよう。15分あればかけてくれます。
日帰り入浴ということは、駐車場の心配をする必要があります。駐車場の場所は事前に確認しておくことをおすすめします。
現地についてから場所を探すのは大変です。冬場のシーズン中でさらに雪が積もっている時は注意が必要です。
蔵王温泉のお土産
蔵王温泉の名物は稲花餅(いがもち)と湯の花。湯の花は自宅の風呂では使うのは難しいので、今回は稲花餅(いがもち)を食べました。
一口サイズの小さな餅です。笹の葉に包まれています。温かいとベタベタしますので、買ったら早めに食べましょう。
餅の中にはあんこが入っています。素朴な田舎の味がします。
アクセス
車で山形蔵王に登るルートは、主に3つのルートがあります。
山形蔵王インター側からのルート
上山インター側からのルート
ふたつの中間からのルート
上山インター側からのルートが、県道21号線です。冬場でも登りやすいです。大型バスもこのルートを使います。
山形はご存知の通り雪が多いエリアです。特に山形蔵王は標高約1700メートル級の山が連なっているエリアです。
冬季に車で山形蔵王にいく場合は、雪の心配が必要です。
県道21号線ルートは、他のルートと比較すると、道路も広く、交通量も多いので、安心です。
普通タイヤで雪道を走るような無謀なことをしない限り安心です。

