山形県山形市表蔵王に、山形観光物産会館「ぐっと山形」という、人気の観光スポットがあります。
山形蔵王の登り口にある大きな施設です。
観光物産館、フードコート、レストランがあり、お土産や食事におすすめの施設です。
表蔵王という場所柄、スキー客や樹氷見物の観光客が多く訪れる店舗です。
山形蔵王にも、お土産屋さんは何店舗かありますが、ここまで規模の大きなお土産店は残念ながらありません。
そんなことから、観光客からとても、重宝されている施設です。
オンシーズンには、大型バスもひっきりなしにやってきます。山形蔵王からの帰りの観光バスです。
ぐっと山形は、このエリアで人気の観光スポットになっています。
この施設がある場所は、国道13号線と県道21号線の交差点近くにあります。
国道沿いでしかも駐車場もかなり広いですので、大型トラックも立ち寄ります。
広大な駐車場ですので、ちょっとした休憩場所として利用できますし、車中泊にも便利です。
同じ敷地内には「食の駅」という店舗と「菜果園」という店舗が併設されています。
食の駅は通路で建物が繋がっていますが、菜果園は繋がっていません。同じ敷地内ですが、ちょっとだけ離れています。
食の駅は、地元の野菜や果物を中心に扱っています。さくらんぼやシャインマスカットが安く買えます。
クール便で、地方発送もできますので、旅行中持ち歩く必要がなく、便利です。
食事をするにしても、お土産を買うにしても、有意義に過ごせる施設です。
ぐっと山形のフードコートメニュー
表蔵王にある、山形観光物産会館「ぐっと山形」にはフードコートがあります。
フードコートには、ラーメンやそばといったランチメニューがあります。
そして、かき氷、アイス、だんごといった、スイーツメニューも充実しています。
メニューが豊富ですので、食事をするなら、やはりフードコートがおすすめです。
広々としたスペースと席数も多いです。子供用メニュー、お年寄りメニュー、家族メニューが楽しめます。
フードコートは、正面の入口を入ると左側にあります。
見た感じや雰囲気は、高速道路のサービスエリアにあるフードコートに似ています。
ちょっと賑やかな感じは、イオンのフードコートにも似ています。
- 店舗数は6店舗
- 席数は約300席
- 営業時間は9:00から18:00
- ラストオーダーは17:30
主なメニュー
- うぐいす亭(そば)
- 山形キッチン(山形ラーメンと山形カレー)
- 琥珀堂(ステーキとすきやき)
- 茶蔵カフェ(抹茶オレ)
- Amabileアマービレ(フルーツパフェとかき氷)
- さくらテラス(パフェやソフトクリーム)
フードコートの右側にあるのが食事のお店で、左側にあるのが、軽食やスイーツのお店です。
どこのフードコートもそうですが、お昼の時間帯は結構混み合います。いっせいに食事をするのですから当たり前ですが。
土日祝日のような特に混む場合や、観光シーズン中は、昼食の時間帯を避けたほうがよいかもしれません。
つまり、12時前に食事を済ませるか、またはその逆に、少し遅らせて、13時以降に食事をするか、という工夫をするとよいです。
混んでいるとオーダーをしても、調理に時間がかかりますので待つことになります。
大型観光バスもやってきます。なにせ蔵王ですから。
つまり、団体の観光客も、お昼を食べにやってきます。
となると、お昼時は大変混み合うのではないか?と心配になりますが、その点は大丈夫です。団体客用の食堂は別の場所にあります。
食の駅の奥に、団体客専用のスペースがあり、フードコートとは別棟になっています。
蕎麦メニュー
うぐいす亭は、蕎麦屋さんです。山形名物の板蕎麦などがあります。蕎麦はコシがあり歯応えのある蕎麦です。
蕎麦つゆは、どちかといえばダシ感があっさりしたつゆでした。店の横に券売機がありますので、そこで食券を買って注文します。
注文後、約15分ぐらいで出来上がります。蕎麦の値段は550円と安いのですが、量は少なめです。
蕎麦だけだと物足りないかもしれません。
琥珀堂のメニュー
うぐいす亭の隣には、ステーキ屋さんがあります。ここのメニューには、米沢牛のコロッケがあります。
牛肉たっぷりの、ボリュームのあるコロッケが売られています。コロッケは食券ではなく直接買います。
琥珀堂は、特設店舗を出す時があるので、混んでいる時は、特設店舗の利用をおすすめします。スムーズに買うことができます。
コロッケの値段は290円です。
コロッケの中に見えるつぶつぶが、米沢牛です。牛肉の香りがしますので、牛肉が苦手な人には不向きです。
アマービレのメニュー
寒い時期は、体が冷えてしまいますので食べる人は少ないと思いますが、アマービレのかき氷も人気です。
フードコートの向かって左側にあります。気温が低く寒い日は体が冷えます。
営業時間
ぐっと山形の営業時間は9:00から18:00です。世間一般の普通の営業時間です。
平日と土日祝日では、営業時間が少し違います。各々の営業時間は下記のとおりです。
- 平日の営業時間「9時〜17時」
- 土日祝の営業時間「9時〜18時」
- フードコート「10時〜18時」
- 食の駅「9時〜18時」
- 菜果園「9時〜18時」
ぐっと山形のお土産
CMのキャッチコピーにもなっているとおり、数多くの山形土産が売られています。
「山形土産はここで決まり!」というCMのフレーズのとおり、品数が豊富です。
この店舗だけで、全てのお土産が揃います。お土産店を、はしごする必要がないということです。
蔵王のお土産だけでなく、山形各地のお土産が揃います。
お土産コーナーは、店に入って右側にあります。かなり広いスペースです。
山形県のお土産の他、宮城、岩手、秋田、福島といった東北のお土産コーナーもあります。なぜか沖縄コーナーもありました。
関東方面に帰る場合は、すぐに高速道路の上山インターがありますから、お土産を買うチャンスはここが最後です。
それ故に人気があります。
お土産は、カテゴリー別に分けられていて、コーナーごとで売られていますので、とても買いやすいです。
主なお土産は次のとおりです。
- お菓子
- 日本酒
- ワイン
- 牛肉
- ジャム
- ドレッシング
- 漬物
- 工芸品
- 民芸品
- 東北土産
- だんご
といったお土産が売られています。
日本酒売り場には、試飲コーナーもあります。運転しないのであればおすすめです。
実際に買ったお土産
で、こんなに数多く売られているお土産の中から、どんな物を買ったのかといいますと…。
まずは「やまがたサラミ」というものを買いました。柔らかいタイプのサラミで食べやすいです。
オリジナルのお土産です。結構売れていました。
そして、東北土産のコーナーで買った唐土(もろこし)です。秋田の角館にある「唐土庵いさみや」という有名な店のもろこしです。
山形のものではありません。
もろこしは、和菓子の一種(打物や押物といわれます)で甘いお菓子です。あずき粉を型打ちして作ります。中国から伝来したものです。
奈良時代は中国のことを「もろこし」と呼んでいたそうです。お菓子自体は鑑真(がんじん)が日本に伝えとされています。
つまりこのお菓子が日本に伝わった時の名前は「もろこし」という名前ではなかったのでしょう。中国での名前があったはずです。
それがなんと言う名前なのかはわかりませんが、とにかく、中国(もろこし)から伝わったお菓子だ!と言われていたのでしょう。
ステーキ茄子
地場野菜がたくさん売られていました。その中から買ったのはステーキ茄子です。
大きめの茄子ですが、鉄板でステーキのように焼いて食べる茄子です。
少し焦げ目がつくぐらい焼くと、中がとろとろになった焼き茄子になります。食感はステーキと同じです。
季節の物ですので、時期が終わるとなくなります。旬は夏から秋にかけてです。
ネギ
120円で買えます。柔らかくて美味しいネギです。
ぐっと山形のイベント
ぐっと山形で行われている、イベントの一例です。そのイベントのレビューです。
ぐっと山形を入ってすぐの目の前の場所に、特設で作ったスペースがあります。
テーブルが並べられていて、店員らしき人が数人立っていました。
店内地図を確認すると、どうやらこのスペースは、催事イベント用のスペースだということがわかりました。
特に土日祝日は何らかのイベントが催されているということがわかりました。
この日もやってました。
何やらテーブルの上に緑色のものがたくさん置かれている様子。丸い形をしています。そして人だかりも出来ています。
店内の目立つ場所で行われていましたので多くの人が立ち止まって見ています。
何屋さんなのか気になり覗いてみたところ、苔屋さんでした。
緑色の物は苔でした。
苔は、ホームセンターやガーデニングショップでも見かけますので、特に珍しくはありませんが、ここで売っていた苔は値段が安く種類が豊富でした。
苔屋さんというよりも苔を扱っている会社の人でした。屋上緑化の会社だそうです。
日本全国の屋上緑化で高いシェアを持っている会社だそうです。
ビルや倉庫といった建物の屋上に苔をはり、温暖化を防止することが目的だそうです。
ですので本来は、一般消費者向けに苔を販売する会社ではありません。
今回のイベント向けに販売をしているようです。この日は苔の販売とワークショップが開催されていました。
陶器と土と苔がセットになった苔キットを買い、それを盆栽風に仕立てるという内容のワークショップでした。
家族連れや子供達が楽しそうに参加していました。
販売が主な目的ではないため、市価より値段が安く設定されていて大盛況でした。
こんな感じの苔が売られていました。
そしてイベントコーナーで買った山形産の苔です。5箱買いました。値段は大きな物から1000円、500円、300円です。
当然全て生きてます。茶色っぽい苔もありますが、この状態でも苔は枯れていません。苔の生命力はたくましいのです。
と、苔業社の人が教えてくれました。
この時に買った山形産の苔で作ったコケテラリウムです。こんな感じで部屋のインテリアとして飾ります。

