国道248号線沿いの道の駅かわさきのすぐ近くに「からあげ家」というお店があります。秋葉原にもあります。
店名が「からあげ家」ですから、唐揚げを売っていることは、すぐにわかりますが、実はこの唐揚げ、とっても美味しいのです。
このお店を運営しているのはオヤマブロイラーという会社です。唐揚げに使われている肉は「いわいどり」。岩手県のブランド鶏です。
いわいどりといえば、通常の鶏肉よりも高いです。もも肉でグラムあたり160円前後でしょうか。他の国産鶏肉の2倍ぐらいしますね。
そのブランド鶏肉、いわいどりを使ったお惣菜を販売しているのが、この「からあげ家」なのです。
からあげ家のメニュー
- 室根からあげ
- 室根コロッケ
- チキンメンチカツ
- ささべえ
- チー棒
- チーズボール
- 手羽先からあげ
- ニン肉みそ

室根からあげ
さてまず最初にご紹介したいのは唐揚げです。唐揚げなんて珍しくもないし、どこにでも売ってるお惣菜じゃないか!とお思いでしょうが、この唐揚げは違います。
その名も室根からあげといいます。この唐揚げの特徴は、岩手を代表するブランド鶏、いわいどりの唐揚げなのです。
いわいどりを使っているということは、すなわち美味しいということなのです。
商品名の「室根からあげ」というのは、別にご当地唐揚げということではありませんので、このお店の他でも「室根からあげ」を売っているということではありません。
町おこしグルメではないようですが、室根という町のご当地唐揚げにしてもよいかもしれませんね。

室根からあげ6個入り日本全国には、それこそ美味しいといわれている唐揚げはたくさんあります。
いろいろと食べてみましたが、残念ながら、美味い!と言える唐揚げに出会ったことは一度もありませんでした。
室根からあげ
いわいどりの唐揚げですから、まずいわけがありません。肉はジューシーです。ジューシーだけど鶏肉の臭みは全くありませんでした。
一般的な唐揚げとの違い
唐揚げなんて日本全国どこにでもありますし、珍しい食べ物ではありません。
スーパーでも売っています。唐揚げ専門店というのも存在しますね。居酒屋にもあります。
唐揚げの原価はいくらでしょうか。
鶏肉の価格がすなわち原価そのものになるのですが、肉屋さんやスーパーに行くとその値段はすぐにわかります。主婦ならなおさらでしょう。
筆者は唐揚げや焼き鳥が大好きです。とにかく鶏肉が好きなのです。
唐揚げ屋さんを思い出してみましょう。
どこの唐揚げ屋さんも、肉の原産地を表示していません。原産地とは国産か海外産かのどちらかのことです。
みなさんご存知のとおり、鶏肉には鳥の臭みがあります。
そしてこのことは国産なのか?海外産なのか?で大きく違います。当然国産鶏肉のほうが臭みは少ないです。
海外産の代表は、ブラジル、タイ、中国といったところでしょうか。
これらは強い臭みがあります。
ですので、これをジューシーな唐揚げに仕上げるには、かなりの香辛料を使うことになります。スパイスを使って臭みを消します。
通常の唐揚げ屋さんの場合
- 安い鶏肉を使う
- スパイスをたっぷりまぶす
- スパイスで臭みをごまかす
- そこそこの値段で売る
という売り方をしていると思います。
ですので国産鶏肉を使っている唐揚げ屋さんはデカデカと国産鶏肉使用と表示しています。
なぜならそれがセールスポイントになるからです。
他の店のほとんどが海外産鶏肉を使っている中、国産鶏肉を使っていることは、かなりの売りになるわけです。
室根からあげは、岩手のブランド鶏の「いわいどり」を使っています。スパイスは必要ありません。
いわいどりは本当においしい鶏肉なのです。
室根コロッケ
このお店では唐揚げの他にコロッケも販売していますよ。ただし、ここのお店は鶏肉の会社が運営している会社です。
つまり、コロッケはコロッケでも、鶏肉のコロッケです。それもいわいどりのコロッケです。

食べた感想は、かじった瞬間に美味しさが伝わります。味付けはちょっとスパイシーです。
ささべえ
何やら棒にくっついた三角形の見たこともない食べ物。ソースがたっぷりのようですが。
なんかを揚げたものであるのはわかるのですが、いったいこれは何でしょうか?
いわいどりのササミです。
ささべえというものです。ネーミングはササミのささからとったのだと思いますが、これも美味しいのです。

そして、ささべえは当りつきです。棒の部分に「あたり」と書いてあれば、もう一本もらえます。楽しいですね。
今回はハズレました。次回は当てたいと思います。
からあげ家は東京にもあります。しかも人気です。看板を見つけたら是非寄ってみてください。いわいどりのおいしさがよくわかります。