花巻の清水寺|御朱印

花巻の清水寺 観光旅行レビュー
花巻の清水寺
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岩手県花巻市には清水寺というお寺があります。

花巻といえば童話作家の宮沢賢治ですが、宮沢賢治も教師時代に何度もこのお寺を訪れています。

清水寺といえば、すぐに思い出すのが、清水の舞台で有名な京都の清水寺です。

花巻の清水寺は京都にある清水寺と同じお寺です。

どちらも坂上田村麻呂が関係しています。

花巻にある清水寺は坂上田村麻呂が創建に関わっている由緒あるお寺なのです。

御本尊は十一面観音とお不動様です。京都の清水寺も十一面観音が御本尊です。

坂上田村麻呂は岩手県や宮城県の歴史的な観光スポットに行くと、大抵その名前が出てきます。

征夷大将軍という、この肩書きからもすぐにその関わりは理解できます。

征夷の「夷」は蝦夷(えみし)の「夷」なのですから。

京都の清水寺では、今でも、蝦夷の阿弖流為とモレの供養が行われています。ここではこの話は割愛します。

山門の奥に見えるのが清水寺の本堂です。御本尊は十一面観音とお不動様です。

清水寺という名前のお寺ですが、京都以外にも日本全国に存在します。

しかしその多くはたまたま京都の清水寺と同じ名前になってしまった、というだけのことです。

日本全国に存在します。その多くは京都の清水寺とは直接関係のないお寺です。

京都の清水寺の山号は音羽山です。そして清水寺の読み方は「きよみずでら」です。

日本全国にある清水寺は必ずしも「きよみずでら」とは読みません。

仏教は中国から日本に伝来しました。中国は音読みしかありません。

訓読みは日本が独自にあみだした漢字の読み方です。つまりお寺の読み方も通常は音読みをします。

漢字で清水寺と書いたとしても普通のお寺は「せいすいじ」という読み方をします。

きよみずでら、と訓読みをすることはありません。ですので日本全国にある清水寺の読み方で判断できると思います。

きよみずでらという読み方をするのであれば、もしかすると京都の清水寺と何らかの関係があるのかもしれません。

清水寺の住所は岩手県花巻市太田21-10です。

地図でみるとわかりますが、田んぼの中の林の中にあります。

まわりを木に囲まれていますので、遠くから見てもその場所にお寺があるとは思えません。

駐車場は道路を挟んで向かい側にありますが、かなり広いです。

ちなみにすぐ近くに高村光太郎記念館という観光スポットがあります。

清水寺から車で5分ぐらいです。清水寺から志戸平温泉まで車で10分ぐらいです。花巻温泉まで15分ぐらいです。

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御朱印

清水寺の御朱印は庫裏で受け付けています。庫裏の場所は少しわかりずらいのです。

下の写真の右側に続く砂利道を歩いていくと、住宅のような建物があります。そこが庫裏です。

花巻の清水寺
花巻の清水寺

呼び出しボタンががありますので、それを押すと住職が出てきますので、御朱印帳を渡します。御朱印は300円です。