なんだなんだ、このロボットのような名前は?マジンガーZの親戚か?
Zってなんだ?
「るるぶ」や「まっぷる」で見たことのある施設で、行きたくとも、なかなか行く機会がなく、行けなかった施設があります。
いったい、そこには
- 何があるのか?
- どんな施設なのか?
- おみやげ屋さんなのか?
- スーパーなのか?
- ロボットか?
ひじょうに興味深い水沢Z。
とにかく、実際に見てみなければ気が済まないので行ってみることにしました。
今回は「南部鉄器まつり」のついでに思い切って寄ってみることにしました。
距離的にも近いようですし。
雨なので混んでもいなさそうですし。
場所がわからない
この時点では住所も場所もよくわからず、たしか水沢駅の近くだったなぁ、という記憶だけを頼りに、せっかくなので行ってみることにしました。
アテルイとは
水沢に来ると、アテルイという言葉をよく聞きます。
水沢のあちこちで「アテルイ」という文字を目にすることも多いです。
看板とか。
ではそもそもアテルイとは、なんなのでしょうか?と思いちょっと調べてみました。
すると、歴史上の人物で蝦夷(えみし)のリーダーだということがわかりました。
リーダーという言い方が正確ななのかはわかりませんが、ボスとか、まとめ役といったところでしょうか。
東北の人達は奈良時代、蝦夷(えみし)と呼ばれていました。平定前のことです。
東北の地を支配しようと多くの軍勢が東北に侵攻してきました。蝦夷討伐です。
蝦夷のリーダーがアテルイでした。
岩手県奥州市胆沢で朝廷の軍を撃退したといわれている勇者です。
しかし、その後、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)との戦いに破れた、とされている人物だそうです。
そういえば、よく演劇の世界でも舞台化されていますし、本屋さんでもアテルイの本が売っていますので、聞いたことのある人も多いのではないでしょうか。
歴史上の人物で、実在の人物だとは思いますが、諸説あるようです。
たしか、たいぶ昔ですが、NHKの大河ドラマ「炎立つ」にも登場したはずです。
炎立つは奥州藤原氏の物語です。藤原三代が描かれている壮大なドラマでした。
渡辺謙が主演だったと思います。私はスカパーで見ました。
あのドラマは、奥州でのロケもあったと思いますが、その影響なのか、今でも平泉の風景を見ると、藤原の時代の雰囲気を感じることがあります。
特に毛越寺の高台から見下ろす田園風景には、当時の面影が残っているのではないでしょうか。
私はそのように感じますが、ドラマの影響なのでしょうか。
水沢の街並がなかなか良かった
南部鉄器まつり会場を後にし、水沢駅を目指して車で走ること約15分。
水沢の市街地のようなところにたどり着き「ここが街の真ん中かな」と思いながら、走っていると、何やら昔ながらの城下町っぽい、雰囲気の町並みが現れました。
道路わきには、木造づくりの建物や塀が並んでいました。
しばらく走っていると、武家屋敷っぽいものが現れ、これまた雰囲気のある建物です。
どうやら、やはりここは、武家屋敷だったようです。奥州伊達家の屋敷という看板がありました。
次回、時間がある時にでも、車を停めてゆっくり散策をしたいと思いました。雰囲気のあるいい場所です。
Zプラザ-アテルイ発見
そのまま道なりに走ると、みずさわ観光物産センターZプラザアテルイという看板が出てきました。
「おおここだ。見つけたぞアテルイ」ということで駐車場へ入りました。
Zプラザアテルイは2002年(平成14年)に建てられたようです。2002年はアテルイ没後1200年の年です。
駐車場はかなり広いですね。そして、けっこう車が停まっていました。混んでいるのだろうか、と思いながら車を降りました。
外は雨。それも、かなり強い雨。
どしゃぶりです。せっかくの連休なのに。と思いながらも、傘もささずに一気に建物の前まで走りました。冷たい雨です。
店には看板がありました。「まちの駅水沢」となっています。道の駅のような店なのだろうと思いながら、店の中へ。
雨のせいか、お客さんはまばらでした。観光客というよりも地元の人でしょうか。
ふつうに食料品などの買い物をしているようでした。
店を入ってすぐ目の前に、工芸品のようなものが並べてあったり、塗り物もありましたね。秀衡塗や浄法寺塗も売ってましたよ。
スーパーも兼ねた観光物産館といったところでしょうか。「道の駅」と似たような感じです。
- 産直コーナー
- 鋳物販売コーナー
- 特産品販売コーナー
- 特産品展示紹介コーナー
- 観光情報コーナー
- トイレ
- レストラン
- 休憩スペース
駐車場が広いので、街中を散策する時にはここに車を停めることもできます。
この日も結構台数が停まっていたのですが、店の中のお客さんは、まばらでしたので、近所の人達が駐車場がわりにでもしているのでしょうか。
天気がよければ、是非また訪れたい場所でした。
